ジャン・ポール・サルトル

魔法使いの肖像──サルトル『ユダヤ人問題についての考察』についての考察── 永野潤

自由への恐怖 初期の著作『自我の超越』において、サルトルは、「自我」が、「反省」において実体化してとらえられた意識であると主張する。自我とは意識を実体化したその「結果」であり、意識とは本来「非反省」的なもので、非人称的なものである。そして、…

合法性が正当性を虐殺するとき 永野潤

法と公共性 愛知万博開幕の2ヶ月前の2005年1月、名古屋市中区の白川公園で、名古屋市による野宿生活者のテントの強制撤去が行われた。あるスポーツ新聞は、それを次のように伝えた。 愛知万博控え名古屋市、ホームレス “青い小屋” 強制撤去 公園をわが…